Dスタンダードのトリガー枚数制限について
※エンジョイ勢の目線から個人の見解を記事として書いています。ガチ勢の方には推奨できない可能性があります。
2021/9/21の週刊ヴァンガ情報局にてDスタンダードのルール改訂が発表されました。
その事について経緯を全て知っている訳ではありませんが、軽く書いていきます。
ルール改訂内容
週刊ヴァンガ情報局にて森Pと木谷会長が登壇され、Dスタンダードのルール改訂が発表されました。
内容としては、トリガーの採用枚数について。クリティカルトリガー(以下☆)、フロントトリガー(以下前)、ドロートリガー(以下引)の3種類は1種類につき最大8枚までデッキに入れることが可能というルールが追加されました。気になる施行開始日はなんと、第3弾「共進する双星」の発売日9/24です。あまりにも迅速。
【#週ヴァン】
— カードファイト!! ヴァンガード公式 (@cfvanguard_PR) 2021年9月21日
スタンダードのファイターズルールを更新いたしました。https://t.co/MTfxqbvmjm#ヴァンガード #VGD pic.twitter.com/4kLOcXtY7s
おさらいとして、デッキを作る際はトリガーを合計16枚入れて作るルールになっています。トリガーは現在、☆・前・引・ヒールトリガー(以下治)、オーバートリガー(以下超)の5種類です。治に関しては最大4枚、超は1枚の制限がありました。
今回の制限で☆11や引11等の尖った配分ができなくなりました。
これにより、速攻できる構築で☆11超1治4と言った配分にして捲りでさらに速攻に拍車をかける等の戦略が取れなくなってしまいました。
なぜ改訂されたのか
今回なぜルールの追加が行われたかですが、Dスタンダード第1弾「古代国家の黎明」から続く環境が固定されている現象が原因と思われます。
環境はバスティオン軸とブルース軸の2強を中心にニルヴァーナ軸が出てきたり監獄軸が出てきたりと、2強は変わらずにその周囲だけが追加のカードで変遷してきました。バスティオン軸とブルース軸はカードパワーが高く、レナード等のインフレを助長しているカードも追加されています。
その状態で第3弾「共進する双星」にて新たな☆が追加されるとの情報が発信されたことで、全国家で☆11構築が可能となりました。
【#週ヴァン】
— カードファイト!! ヴァンガード公式 (@cfvanguard_PR) 2021年8月31日
9月24日(金)発売 ブースターパック第3弾
『共進する双星』収録の新たなクリティカルトリガーを紹介中✨「バーニングフレイル・ドラゴン」等、同じスキルのカードが各国家に登場しますよ!https://t.co/uKuqnEqcHn#ヴァンガード #VGD pic.twitter.com/ZZg5GavIbh
私自身、コロナ禍であまりデッキを回せていないので聞いた話にはなるのですが、環境上位のデッキが☆11になることで、ゲームスピードが更に速くなり下位のデッキも付いて行くには☆11にせざるを得ない環境になるようです。
下位のデッキは本当は引でリソースを少しでも確保したいのですが、速攻されてリソースを確保する暇も無く☆を捲られて気付いたら6点入っているなんて堪ったものではありませんね。
その情報をキャッチした運営は、最近の不信傾向もありルール改訂に踏み切らざるを得なくなったようです。
9/21のヴァンガ情報局冒頭では森Pだけでなく木谷会長も登壇されて謝罪を行っています。今回の件で存続の危機に瀕する程の危機感を覚えたのかなという状態でした。
まとめ
Dスタンダードで新たなルール改訂が発表されたことについて少し触れました。
今回の件で戦略の幅はわずかに減ってしまいましたが、デッキの格差が大きい今の環境では妥当な改訂かなと思います。(☆染めゼンツは割と好きなので少し残念)
VGは数年遊んでいるコンテンツでカードゲームというだけではない思い出も詰まってたりします。運営には頑張ってほしい限りです。
まさか初めて書く記事がルール改訂になるとは……笑