那由他のVGブログ

文章を書く練習も兼ねてVGについて書きます

シャーマンキングのデッキを考えてみた(木刀キング)

 久しぶりに浮上しました。ドラヴァン京阪神カップなる大会に出場するために練習してみたり、出場して一喜一憂したりとシャーマンキングコラボの発売から忙しない日々を送ってきました。オポ足りずに9位で予選落ちするというオチが待ってたんですけどね笑。今後はWGPも控えてるのでめげずに練習あるのみという心持ちです。

 ということで、一段落ついたのでシャーマンキングコラボのデッキを構築してみます。全体的にアグロ(速攻)性能高めのコラボになってると思いますが、道蓮は退却とメインVサーチでコントロールもできるようです。ドラヴァンでロロネロルデッキを使用していたのですが、道蓮デッキに序盤から突っ込まれて九死に一生を得ました。毎ターン☆を捲られて怖かったです。

 今回デッキを構築してみるのは≪木刀の竜≫デッキです。早速紹介を始めていきます。

 

デッキ構築

decklog.bushiroad.com

 

●G3(8枚)

永遠の旅人 木刀の竜×4

五大精霊 スピリットオブファイア×4

●G2(6枚)

ビッグになった男 木刀の竜×1

星の男ハオ×4

未来王ハオ×1

●G1(19枚)

やんのかコラ 木刀の竜×1

防御展開! 麻倉葉×4(守護者)

盗賊団のお頭 蜥蜴郎×4

竜の仲間たち×6

ベストプレイスを求めて×4

●G0(17枚)

木刀の竜×1

意思無き一撃 エリザ×4(☆)

譲れぬ戦い 馬孫×3(☆)

照れてる? 蜥蜴郎×4(引)

未来への想い アンナ×1(超)

幸福な思い出 エリザ×4(治)

 

●ライドデッキ

G0:木刀の竜(FV)

G1:やんのかコラ 木刀の竜

G2:ビッグになった男 木刀の竜

G3:永遠の旅人 木刀の竜

 

デッキの特徴・運用

木刀の竜デッキの特徴

 このデッキはオーダーを貼りながらVの☆増加と全体パンプによる高火力3パンを特徴とするデッキです。オーダーを引いて来れるかどうかが重要となってきます。そして、オーダーも重要なのですが、オーバーソウル(以下OS)を行うための相棒を引けるかも割と重要です。また、竜の仲間たちがパワー7000と少し低いですが、9枚まで入れることが可能であり、ベストプレイスがあれば効果で選ばれず、退却されない状態となります。そのため、OSを継続して行うことができれば比較的除去デッキ相手にも盤面を保ちながら安定して高火力でアタックすることが可能です。

 

オリジナリティを出す

 ただ公式のデッキレシピを参考にしても面白くありません。せっかく高火力が出るということで、その火力を伸ばす方向に構築していくことを方針としました。そして、アグロ性能も高めていくために、殴り返しの警戒と受けターンの負担軽減のために退却の動きを採用しました。それを上手く満たしてくれるのが、スピリットオブファイアとハオです。ソウルは極力使いたくないため、未来王ハオの枚数は最低限にして星の男ハオを4枚採用しています。

 

デッキの運用方法

・マリガン

 まずはマリガンからです。このデッキはベストプレイスの枚数によって火力が変わってきますので、ベストプレイスを最優先でキープします。次にOSに使用する蜥蜴郎はサーチやサルベージ、リクルートができません。蜥蜴郎の名称を持つカードは4種類存在しますが、1種類は前トリガーのために入りません。トライアルデッキの蜥蜴郎は入れても良いですが、あまり強くないため今回は採用しませんでした。その影響もあり、蜥蜴郎はマリガンでキープする優先度が2番目に高いです。ベストプレイスがマリガン前手札にあり、竜の仲間たちもある場合は、1枚竜の仲間たちをキープしてブーストとして使います。星の男ハオも優先してキープしていきたいところです。

・ターン毎のデッキの動き

 先攻でも後攻でもベストプレイスが毎ターン使える状態の場合は盤面に手札を広げて攻撃していきます。基本的に4ターン目で6点まで詰めるように設定して動きます。できるだけ1ターン目でベストプレイスを使っていきたいです。2ターン目でベストプレイス2枚目を使えるなら竜の仲間たちかG1蜥蜴郎をV裏に置いて竜の仲間たちを2枚、星の男ハオがあればコールして2~3回のアタックを目指します。G2からVが☆2でアタックできるため圧力が強いです。3ターン目は蜥蜴郎が0~1枚の場合、OSせずにG2ターンで広げた盤面で攻撃します。蜥蜴郎が2枚以上でCBがある場合はOSして点を入れに行きます。先4ターンでは温存した蜥蜴郎を使ってOSし6点まで詰めに行きます。同名カードが4枚しか入れられないルール上、ベストプレイスを置いて☆を上げられるのは2~4ターンのため、4ターン目で6点入らなくても5点までは詰めたいです。ですが、返しのターンは手札が薄すぎて守れないため6治か6超を捲るしか生き残れないことがほとんどです。4ターン目で決める覚悟でデッキを回していきましょう。

・ハオの使い方

 未来王ハオは言わずもがな、相手が4点目の時に☆を上げて守らざるを得ない状況を作ります。OSすればベストプレイスの枚数分5000パンプされるので火力面は解決されます。星の男ハオは2ターン目からアタッカーとして使えます。3ターン目以降は後ろに下げて、スピリットオブファイアを前に置くことで33000アタッカーが誕生するため無駄がありません。また、ハオは退却スキルを持っているため、相手の盤面に残すと厄介なカードがある場合は除去しましょう。スピリットオブファイアが除去に反応してソウルチャージを行うので未来王ハオのスキルのコストになります。ソウルに入ったベストプレイスはソウルブラストしたくない関係上、ソウルブラストするカードは未来王ハオのみとなっています。

 

採用カード紹介

 ここでは、デッキを回していく上でキーとなるカードをピックアップして紹介していきます。

・ベストプレイスを求めて

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 このデッキで最も序盤から手札に引き込みたいカードです。序盤に引いた枚数でOSした際の火力が変わり、竜の仲間たちに耐性を付与、Vに☆が乗る乗らないにも関わるため最重要カードです。

 

・ビッグになった男 木刀の竜

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 ライドデッキに入るG2の木刀の竜です。Vのスキルで山札から竜の仲間たちをリクルートすることが可能です。ターン1が付いていないため、基本的に2ターン目で2枚リクルートしてしまいアタッカーとして使います。手札に竜の仲間たちが1枚も無くベストプレイスでVが☆2になる場合はV裏に出しましょう。☆2にならない場合は竜の仲間たちで列を作ってアタックします。

 

・盗賊団のお頭 蜥蜴郎

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 後列から後列のカードにアタックできるトリッキーなカードです。CBを使うカードは永遠の旅人 木刀の竜とこのカードだけのため、序盤に除去したいカードが後列にあればアタックして除去しましょう。また、竜の仲間たちとしても扱うため、ベストプレイスの効果で除去に強くなります。

 

入れ替え候補

・しつこい盗賊 蜥蜴郎

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 基本的にV裏に置いてブースターとして使うか、OSのコストに使います。序盤からブースターとして使うことで、Vラインが7000パンプされるため☆2のアタックが通りやすくなります。蜥蜴郎はRR4枚と引4枚で8枚採用していますが、引けないこともあるため増やす選択肢も十分あります。

 

・X-LAWS マルコ/大天使 ミカエル

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 マルコは登場時にCB1でミカエルをリクルートします。出てきたミカエルは単騎23000でアタッカーとして使えます。また、マルコをレストさせることで除去、ハンデス、バーンのどれかが発動するためプレッシャーをかけることができます。速攻をしかけるのでハンデスとバーンは避けると思われることから除去として機能します。OSで火力が上がるため、単騎23000でしかアタックできない火力不足を補って攻めることができます。星の男ハオとスピリットオブファイアの代替候補として挙げることができます。この場合、未来王ハオも抜けるため空いた枠にトライアルデッキの蜥蜴郎を入れることも可能です。

 

ダウンジングの使い手 リゼルグ/ケシの花の妖精 モルフィン

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 リゼルグもマルコと同じで登場時CB1でモルフィンをリクルートするスキルを持っています。また、アタック時に山上を1枚見て上か下に置くことができます。モルフィンは登場時に山上1枚を見て自身を2000パンプできます。この山上チェックでトリガーが見えた場合はVからアタック、トリガー以外の場合はリゼルグからアタックして下に送るという動きでトリガーを捲りやすくできます。しかし、アタック順でトリガーの有無が相手にもある程度予測されるので注意が必要です。また、リゼルグとモルフィンの列に選ばれない耐性を付けるため、竜の仲間たちと合わせてリアガード全面が選ばれなくなり除去にかなり強くなります。これも星の男ハオとスピリットオブファイアの代替候補ですが、環境にいるデッキの除去の多さで入れ替えるのが良いと思います。

 

まとめ

 今回は木刀の竜デッキの構築を紹介しました。シャーマンキングコラボの中でオンリーワンの火力を有しており、速攻もできるため、現在のブルースやロロネロルに対して強く出れるデッキになっていると思います。しかし、手札から盤面を形成する必要がある分、返しのターンの手札は薄くなってしまう欠点があります。動き自体は攻撃特化でシンプルなため、かなり使いやすいと思います。また、CBやSBの使い道も明確に分かれているため初心者でも使えるデッキとなっています。

 ということで、このデッキは

・序盤から速攻でき、Vが☆2のため圧力が強い

・3ターン目からはOSで高火力の攻撃が可能

・竜の仲間たちが耐性を持ち除去にも強い

・手札を使って盤面を補給するため、手札が薄くなり防御面が弱い

という特徴を持つデッキとなっています。

 ハオやスピリットオブファイアの枠は自由枠のため、個人で差が出てくる点になりますね。

 ブルースやロロネロルに強く出れるデッキではありますが、手札がリソースの大部分を占める以上マリガンやドローに依存し望む動きが毎回安定してできるとは限らないため、大規模の大会等で勝ちたい場合にはあまりオススメできません。フリーファイトやショップ大会で使う分にはかなり派手で盛り上がるかと思います。シャーマンキングコラボのカードは比較的安価で揃えられるため、みんなで遊ぶ時にはもってこいなデッキです。この記事を読んで気になった方がいましたら、ぜひ作ってみてください。それではまた。ノシ